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宮崎夫婦と不倫のリアル ― 南国ドライブと青島編
2025.07.15日向灘シーサイドドライブと青島 神社が恋を後押し。リゾート合宿型密会が光る“宮崎トロピカルラブ”。
宮崎って、こんなところ
- 面積:7,735㎢(全国14位)
- 人口:約103万人。宮崎市に3割、都城・延岡が続き、南北はリゾートと農村が点在
- 気候:平均気温17℃、年間快晴日数は国内トップクラス。フェニックスと白砂の道が毎日リゾート気分
- 産業:マンゴー・地鶏・焼酎にサーフィン観光。プロスポーツ春季キャンプは県の風物詩
- 交通:宮崎空港から博多まで飛行機35分。県内は日南海岸に沿う国道220号とJR日南線が恋のドライブウェイ
青い海とヤシの並木が日常背景。ここでは日差しの強さが恋の速度を上げる。
“宮崎夫婦”のあるある
南国スロー&早婚傾向
平均初婚年齢が全国よりやや早く、20代でマイホーム、庭にはバナナの木という夢を叶える人が多い。ゆったり構えているようで家族観は保守的。
オフの日はシーガイアか青島
家族ドライブは定番コースが決まっていて、同じスポットに地元民同士が鉢合わせ。「また会ったね」がきっかけで親しくなる縁も少なくない。
春は“合宿ホテル”大集結
Jリーグやプロ野球のキャンプシーズン、全国からスタッフが長期滞在。地元のサービス業従事者は一カ月間“非日常テンポ”で働き、恋愛モードのスイッチも入る。
恋の火がつく瞬間
日向灘シーサイドドライブはまさに恋の導火線だ。コバルトブルーの海沿いをオープンカーで走れば、潮の香りとパームツリーの影が高速で流れ、助手席と運転席の距離がつい縮まる。道の駅フェニックスで買ったマンゴーソフトを食べ終え、溶けたアイスが指先に伝わる瞬間、ふと視線を上げると相手の唇が想像より近い。
一方、青島神社は“縁結びの聖地”として知られ、参道の真ん中に波乗り帰りのサーフボードが立てかけられ、夕焼けの光が鳥居を朱に染める。砂浜に浮かぶ奇岩“鬼の洗濯板”へ靴を脱いで渡る行為そのものが、共犯めいたトキメキを生む。願いの貝殻に二人分の名前を書き合うとき、指が触れる小さな電流が境内を超えて続く。
さらに春のスポーツキャンプ期間は、大手ホテルが“合宿仕様”に早変わり。リゾートホテルのSPAでトリートメントを担当する地元スタッフが、長期滞在中のコーチと毎朝のストレッチ談笑を重ね、気づけば夜の波音を聞きながらグラスを合わせる――プロ選手も観光客も入り乱れる非日常が、リゾート合宿型密会を後押しする。
密会コースと隠れ家スポット
南国ムード満点の国道220号を南下し、青島神社の白い鳥居を背にさらに進むと、日南海岸の堀切峠が現れる。眼下に広がる紺青の海とフェニックスの列は車内からの絶景パノラマ。夕暮れ時には道路脇の展望台で潮騒をBGMに肩が自然と寄り添う。そこからわずか数分、こぢんまりしたシーサイドカフェが灯りをともす。店内からしか見えない隠れビーチに降りる階段があり、夜になると波打ち際でバーベキューの火がゆらめく。外灯が届かず、星明かりと焚き火だけが海面に反射するため、誰が誰といるのか判然としない“闇夜のプライベートリゾート”だ。
市街地に戻るなら、宮崎市街を望む高台・花立公園が定番。夜景とフェニックス並木のシルエットを背景に、車のフォグランプがラテン音楽の舞台照明に早変わり。さらに西へ足をのばすと綾町の照葉大吊橋。昼は観光用の吊り橋だが、月明かりの下では人工の光がなく、足元の川面に星が落ちる。手を取り合って渡り切ると恋が叶う――地元の高校生が囁くジンクスが大人をも吸い寄せる。
数字で読む県ラブ事情
- 離婚率:人口千対2.00(全国7位)
- 平均初婚年齢:夫30.2歳/妻28.5歳
- 年間晴天日数:約260日(全国トップ級)
- プロスポーツ春季キャンプ宿泊者:約14万人/年、そのうち関係者が6割
- 国道220号平均交通量(週末):平日比+24%
日向・西都ゴシップ&事件簿
2020年、青島神社の参道で観光客がドローンを飛ばし、波打ち際でキスを交わすカップルを高画質で撮影。SNSに投稿された動画が拡散し、映っていた男女がそれぞれ既婚者と判明した。翌週地元紙が“鬼の洗濯板ラブ騒動”と大きく報じ、神社がドローン規制を強化する結果となった。2022年にはプロ野球キャンプの食トレ講師として招かれた管理栄養士が、チームスタッフの既婚トレーナーとホテルの屋上プールバーで抱擁。写真週刊誌にスクープされ、球団が記者会見を開く騒ぎに。さらに2023年、綾町の照葉大吊橋で深夜に手すりをまたぐ男女が警備員に注意され、後日、地元ニュースが「恋人未満の共犯行為」として特集。実は二人とも県庁職員で、職場では結婚を隠していたダブル不倫だった事実が暴かれた。宮崎の星空はロマンティックだが、レンズと告発の目も光っている。
心が揺れたときのセルフケア
もし南国ドライブの高揚感が気持ちを惑わせたら、夫婦で青島神社を再訪し、願いの貝殻にお互いの名前と「これからもよろしく」を書き合ってみよう。海に向かう参道は潮の香りが強いぶん、誓いの言葉が潮騒で洗われて素直に響く。また、日向灘の潮風を浴びるならサンセットSUPに挑戦し、二人でパドルを合わせる。水面に立つとバランスを取るだけで会話が必要になり、自然と笑いがこぼれる。キャンプシーズンのホテルディナーに心がざわつく夜は、マンゴーラッシーを片手にUMKシーガイアの海ホタル観察デッキへ。静かな光の瞬きを並んで眺めれば、波のリズムが胸の呼吸を整え、南国マジックを“夫婦回帰モード”に切り替えてくれる。
まとめ
常夏カラーの宮崎は、日差しと潮風が恋の背中を押してくる。青島神社の朱塗り鳥居、日向灘の水平線、パームツリーの影。リゾートの誘惑に心が泳ぐたび、足元のビーチサンダルがどこへ向かうかを選ぶのは自分自身だ。
私も国道220号を窓全開で走ると、風の匂いとカーステのウクレレが甘い夢を見せてくれる。でもルームミラーに映る夕焼けは、家族の食卓へと続く帰り道。潮騒が消える前に、ハンドルを少し引き寄せる勇気を忘れないで。
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縁(ゆかり)



